地質調査

地質調査

Geological Survey

  • 高品質・高精度な調査・解析結果をご提供します。

    地球の表面を被う大地のことを地盤といいます。
    この地盤は土や岩で構成されており、多くの構造物は地盤の上あるいは中に建設されます。そのため、構造物を設計したり施工・維持管理したりするときには地盤の性質を把握しておかなければなりません。

    地質調査は、ボーリング、原位置試験、サンプリング、室内試験、動態観測、サウンディング、地表地質踏査、物理探査などの手法を用いて、山地から低地、海底などあらゆるフィールドにおける地盤の成り立ちや「形」「質」「量」を明らかにして、お客様のご要望にお応えいたします。
    また、いつ発生するかわからない地震災害、斜面・地すべり災害、地盤沈下災害などに対する調査に取り組んでいます。

私たちにできること

What we can do

  • 01

    東海地区No1の地質調査データ

    120年以上蓄積した自社保有の地質調査データを参考に、効率的かつ最適な調査方法の提案と高精度な調査結果を提供します。

  • 02

    安定した施工品質の確保

    自社保有ボーリングマシン2台に加えて専属協力会社15台以上(東海地区)が稼働可能です。

  • 03

    海上ボーリングに対応

    SEP台船を保有しており、海上ボーリングに対応します。

  • 04

    各規準に適合した解析結果を提供

    地すべり、圧密沈下、液状化、地震応答解析、斜面安定などの解析ソフトは常に最新バージョンに更新し、各規準に適合した解析結果を提供します。

業務内容

Our Services

ボーリング

ボーリングは地中にΦ100mm程度の孔を開けて掘り進み、孔から採取した土や岩のサンプルを直接観察したり、地下水位を確認したりして、対象地の地盤状況を把握するために行うものです。
また、ボーリング孔を利用して、原位置試験やサンプリング、動態観測、物理探査・検層を行います。

  • 地すべり災害地のボーリング調査

  • SEP台船による海上ボーリング調査

  • 片側通行規制でのボーリング調査

  • 傾斜地足場でのボーリング調査

FAQ

ボーリングについてのよくあるご質問

1.ボーリング調査を実施するにはどれくらいのスペースが必要ですか。
一般的には4m×5m程度のエリアが必要です。また、やぐらを立てますので上空に最低5mの空間が必要です。
2.屋内や坑道内など上方空間の限られた場所でのボーリング調査は可能ですか。
ボーリング調査は可能です。なお、動力にディーゼルエンジンを使用しますので、閉塞した空間では排ガス対策用の換気設備が必要となることがあります。
3.斜め方向や上方向のボーリング調査は可能ですか。
鉛直下方向あるいは斜め下方向が基本ですが、上方向のボーリングも可能です。
4.斜面上や水上あるいは狭い場所でのボーリング調査は可能ですか。
斜面上では単管組足場で作業場を仮設して調査を実施します。 水上では単管組の桟橋や足場を仮設したり、フロート台船やSEP台船を使用したりして調査を実施します。 なお、機械が設置できないような狭い場所でのボーリング調査は困難ですが、その場合はほかの調査方法をご提案します。
5.ボーリング調査で騒音や振動は発生しますか。
調査時はディーゼルエンジン音や金属打撃音が発生します。騒音が不快に感じる静寂な住宅密集地などでは、必要に応じて防音シート設置による低減対策を行うこともあります。 調査時の振動は一般的には無感程度です。
6.地下埋設物の有無が判らない場所でボーリング調査はできますか。
事前に関係機関に問い合わせて有無を確認します。 それでも不安が払拭できない場合は、埋設物が想定される深度(深さ1.0〜1.5m程度)まで手掘りによる試掘を行い、埋設物が無いことを確認した後でボーリング調査を実施します。
7.ボーリング孔はどうやって埋め戻すのですか。
砂・砂利で埋め戻したり、セメントミルクを注入したりして埋め戻します。いずれの場合も、地表部は作業前に近い状態に復旧します。
8.構造部基礎の支持層深度や傾斜・凹凸の状況を知りたいのですが、ボーリングはどれくらいの深度、本数が必要ですか。
構造物建設予定地の場所、構造物の規模、調査の目的(建築・土木・防災)などをお教え下さい。
豊富な自社保有データと知識・経験を基に概略について回答します。また、詳細把握のための効果的で最適な調査内容をご提案します。
9.ボーリングの費用や日程はどれくらいですか。
機械の搬入仮設条件、ボーリング長さ、原位置試験やサンプリング、解析の有無によって異なります。
調査内容の提案とともに費用や日程を提示させて頂きます。

原位置試験

地表またはボーリング孔などを利用して地盤の性質を直接調べる試験方法で、地盤情報を求めるために欠くことのできないものです。
原位置試験にはサウンディング、載荷試験、地下水調査および物理検層などがあります。

  • 標準貫入試験

  • 孔内載荷試験

  • 平板載荷試験

  • 現地浸透試験

  • PS検層(板たたき)

  • 鉛直磁気探査

FAQ

原位置試験についてのよくあるご質問

1.どんな原位置試験をすればいいですか。
調査対象や目的などをお教え下さい。
設計や施工に必要な地盤情報を適切かつ効果的に把握できる原位置試験についてご提案します。
2.原位置試験の結果はどのように見ればいいのですか。
試験結果は各試験のデータシートに整理します。
試験時の状況や他の調査結果を踏まえて総合的に解析し、結果を評価して報告します。
3.原位置試験に必要なボーリング孔径はどれくらいですか。
現場透水試験や孔内載荷試験などの原位置試験は、Φ86mm以上のボーリング孔径が必要です。
試験計画時に必要孔径を提示させて頂きます。
4.原位置試験の費用や日程はどれくらいですか。
試験の種類、ボーリング孔を利用するか否かによって異なります。
試験内容の提案とともに費用や日程を提示させて頂きます。

サンプリング

サンプリングは試料の直接観察や室内試験・分析用の試料採取を目的に行います。 一般的にはボーリング孔を利用して地中から乱れの少ない試料を採取することをいいます。サンプラーには「固定ピストン式シンウォールサンプラー」「ロータリー式二重管サンプラー(デニソン)」「ロータリー式三重管サンプラー(トリプル)」などがあります。地表部から土を切り出したり、乱した試料の採取や土壌、地下水、ガスを採取したりする方法もあります。

  • シンウォールサンプリング(水圧式)

  • デニソンサンプリング

  • シンウォールサンプリング抜き出し試料

  • トリプルサンプリング凍結試料

  • ブロックサンプリング

  • 孔口ガスサンプリング

FAQ

サンプリングについてのよくあるご質問

1.どんなサンプリングをすればいいですか。
ボーリング孔を利用するサンプリングの場合、物理試験に必要な「乱した試料」は、標準貫入試験によりサンプリングします。 力学試験に必要な「乱れの少ない試料」は、地盤の土質、硬軟や締まりの程度に適したサンプラーを選択してサンプリングします。一般的にはN値が4以下の軟質な粘性土は「固定ピストン式シンウォールサンプラー」、N値が4以上の中~硬質な粘性土は「ロータリー式二重管サンプラー(デニソン)」、N値が8以上の硬質な粘性土あるいは砂質土は「ロータリー式三重管サンプラー(トリプル)」を適用します。サンプリング対象土に応じた最適なサンプラーの選択と経験豊富な調査員により高品質なサンプリングをご提供します。
2.サンプリングに必要なボーリング孔径はどれくらいですか。
サンプリングは採取する土の種類、硬さや締まりに応じてサンプラーを使い分けます。 標準貫入試験はΦ66mm、固定ピストン式シンウォールサンプラーはΦ86mm、ロータリー式二重管サンプラー(デニソン)やロータリー式三重管サンプラー(トリプル)はΦ116mm以上のボーリング孔径が必要です。
3.どこでサンプリングすればいいですか。
サンプリング深さや数量は地盤条件と構造物の設計や施工条件をもとに、起こりうる問題を予測し、その検討に十分役立つ品質の試料を得るように計画することが重要です。 設計や施工条件、検討・解析内容などをお教え下さい。適切かつ効率的なサンプリングをご提案します。
4.サンプリングの費用はどれくらいですか。
サンプリングの種類、必要となるボーリング孔径によって異なります。
サンプリングの提案とともに費用を提示させて頂きます。

室内試験

サンプリング試料を用いて土の状態を求めたり、土の分類特性を調べたりする「物理試験」、土の強さや透水性、圧縮性などの力学的性質を求める「力学試験」、地盤環境に関わって土の酸性土や有機物量などを調べる「化学試験」のほか、液状化の詳細検討に必要な「動的試験」を行います。 また、岩石の物理試験、力学試験を行います。試験結果は構造物の設計・施工や各種地盤解析などに利用される重要なデータです。

  • 土の液性限界試験

  • 土の繰返し非排水三軸試験

  • 地盤材料の変形特性を求めるための繰り返し三軸試験

  • 岩石の一軸圧縮試験

  • 岩石の一軸圧縮試験 試験前供試体

  • 岩石の一軸圧縮試験 試験後供試体

FAQ

室内試験についてのよくあるご質問

1.室内試験はどの項目をどれくらいの数量、行ったらいいですか。
解析・検討内容によって必要な室内試験の項目や数量は異なります。
各種要領・基準に適した効率的な室内試験内容をご提案します。
2.室内土質試験に必要な土の量はどれくらいですか。
一般的に物理試験は拳2つ分くらいの土量で実施可能ですが、材料試験やCBR試験は土のう1~2袋程度の土量が必要です。試験内容に応じて必要な土の量を提示させて頂きます。 なお、力学試験は乱れの少ない試料で実施するため、別途サンプリングが必要です。
3.室内試験の費用はどれくらいですか。
室内試験の種類によって異なります。 室内試験内容の提案とともに費用を提示させて頂きます。
4.自社に試験室があるのですか。
試験室はありません。弊社が組合員であるジオ・ラボ中部(中部土質試験協同組合)のほか試験設備・技術者・品質管理が整った試験室で実施した高品質なデータをご提供します。

動態観測

動態観測は、土木・建築構造物の施工時や供用時における地盤状態の変化が周囲に及ぼす影響を把握するために行ったり、設計条件、設計方法理論などを検証したりするために行うものです。 「沈下板」「層別沈下計」「変位杭」「伸縮計」「パイプひずみ計」「孔内傾斜計」「地下水位計」「間隙水圧計」などを単独あるいは複数組み合わせて現地に設置し、経時的な変位・変動を観測します。

  • 伸縮計

  • 遠隔モニタリングシステム

  • パイプひずみ計

  • 孔内傾斜計

FAQ

動態観測についてのよくあるご質問

1.地すべりの動態観測はなにをしたらいいですか。
一般的には伸縮計などにより地表変位を観測し、地中変位・変動をボーリング孔に設置した孔内傾斜計やパイプひずみ計で観測します。また、地すべり活動は地下水位変動と密接な関係があるため、観測井を設置して地下水観測を行います。なお、地すべりは現場ごとに違った特徴を持っています。地すべり規模や現地状況を確認した上で適切な動態観測をご提案します。
2.盛土の動態観測はなにをしたらいいですか。
代表的なものに基礎・盛土の沈下量測定のための層別沈下計、盛土内の間隙水圧の発生、消散状況を把握するための間隙水圧計、盛土内の水平変位量測定のための孔内傾斜計、盛土下部の鉛直土圧状況を把握するための土圧計、盛土法面の変位量測定のための法面変位杭があります。現地状況を確認した上で適切な動態観測をご提案します。
3.地盤の変位・変動状況を遠隔地でモニタリングできますか。
地盤伸縮計やパイプ歪計、水位計のデータをパケット通信により遠隔モニタリングしたり、計測データが閾値を越した場合に警報メールを配信したりするシステムを構築できます。 また同時に現地警報装置を動作させることも可能です。

サウンディング

原位置試験のうちボーリング孔を使用しないサウンディング方法です。サウンディングは静的と動的に区分されます。 静的はロッドにつけた抵抗体を地中に一定速度で挿入し、貫入、引抜き、回転した時の抵抗を測定する方法です。 代表的なものに「スクリューウエイト貫入試験」「ポータブルコーン貫入試験」などがあります。 動的は打撃によって抵抗体を地中に連続して打ち込み、一定量貫入するのに要する打撃回数を測定する方法です。 代表的なものに「中・大型動的コーン貫入試験」「簡易動的コーン貫入試験」などがあります。

  • スクリューウエイト貫入試験

  • 大型動的コーン貫入試験(大型ラムサウンディング)

  • 簡易動的コーン貫入試験

  • キャスポル

FAQ

サウンディングについてのよくあるご質問

1.ボーリング調査とサウンディングはなにが違うのですか。
ボーリング調査は、土や岩を採取して観察するため、詳細な地盤性状を把握することができますが、サウンディングは土や岩を採取できないため、地盤性状は推定となり、精度が劣ります。 一方で、試験器具が小規模なためボーリング調査が出来ないような狭い場所での試験が可能です。また、調査期間が短く、ボーリングに比べて安価です。
2.サウンディングはどういう調査に適用できますか。
主に住宅用の地盤調査や概略調査、ボーリング調査地点間の補足調査に用いられます。
3.サウンディングを適用する場合の注意点を教えて下さい。
代表的なサウンディングの注意点は以下の通りです。
・ スクリューウェイト貫入試験
 深さ10m以浅の軟弱層が対象で、密な砂質土層,礫・玉石および硬い粘性土層などには適用できません。
・ ポータブルコーン貫入試験
 人力で静的に貫入させるため、貫入力は1000N(100㎏f)程度であり、貫入時にはコーン貫入抵抗にロッドの摩擦抵抗も加わるため、やや硬い粘土層や砂層および礫層には適用できません。
・ 大型動的コーン貫入試験
 深さ20~30mまで可能です。N値30~50程度の砂質土、N値20程度の粘性土まで測定できますが、礫の多い砂礫には適していません。
・ 簡易動的コーン貫入試験
 打撃エネルギーが小さいので、硬質粘性土や砂礫地盤には適用できません。貫入が深くなるとロッドと地盤との間の周面摩擦が大きくなり、正確な貫入抵抗を測定できなくなるため、適用できる深さは、地盤表層部の3m程度に限定されます。対象地の場所、実施希望日程、調査の目的、計画構造物の規模などをお教え下さい。効果的で最適なサウンディングをご提案します。

地表地質踏査

地表地質踏査とは、地表に露出している地層や岩石の地質区分、走向・傾斜などを理学的視点および土木地質的視点で観察・計測し、収集した事実を総合的に判断して、地下の地質・地盤の性状と分布、形成過程、地山の安定性、地表・地下水状況などの広域な地質に関する諸情報を明らかにする調査です。

  • 地表地質踏査

  • 地質露頭観察

  • 地すべり斜面における踏査

  • 土木地形地質図

FAQ

地表地質踏査についてのよくあるご質問

1.地表地質踏査に必要な道具はどんなものですか。
露頭で地質の境界面や割れ目を出したり、打撃で地質の硬軟を確かめたりするためのハンマーと、走向傾斜をはかるためのクリノメーターが必須道具です。その他、必要に応じてルーペや高度計、距離計などを使用します。
2.地表地質踏査を依頼するにあたって準備するものはありますか。
方位あるいは座標、標高、等高線などが示された、調査範囲を含むなるべく広域で大縮尺の平面図をご準備下さい。また、地質断面図を作図する場合は、地形断面図もご準備下さい。その他、踏査に必要な図面等については提示させて頂きます。
3.地表地質踏査の成果品はどういったものですか。
地表地質踏査の結果をもとに、他の調査結果も考慮した上でルートマップ、土木地形地質図、地質平面図、地質断面図などを作成します。その成果は結果の解釈および、後続調査の計画立案や、各種設計や施工等の検討に不可欠な重要なデータです。
4.地表地質踏査の費用や日程はどれくらいですか。
踏査の範囲や、作図の種類および縮尺によって異なります。
これらを確認させて頂いた後に費用や日程を提示させて頂きます。

物理探査

物理探査とは、土や岩の物理的性質の違いを利用して、地下の状態を推定する調査方法です。 地表などに設置したセンサーで地震波(弾性波)や電磁波、電気、磁気、電磁気などを検出し、データ解析によって地中の状況を可視化します。観測の対象となる物性値によって、重力探査、磁気探査、弾性波探査、電気探査、地中レーダー探査、熱的探査、放射能探査、音波探査などの手法があります。

  • 表面波探査

  • 弾性波探査

  • 常時微動測定

  • 地中レーダー探査

FAQ

物理探査についてのよくあるご質問

1.どの物理探査を実施すればいいですか。
対象地の場所や、調査の目的などをお教え下さい。
単独あるいは他の物理探査や地質調査との組み合わせも考慮した上で最適な方法をご提案します。
2.弾性波探査を適用する場合の注意点を教えて下さい。
弾性波速度値に差異のない場合は、異なる地盤でも区別できません。 高速度層に覆われた下位層の場合は解析できません。 ただし、高密度弾性波手法ではこれを回避できる可能性があります。 測線近くに、これと平行する地質構造がある場合には補助測線が必要となります。
3.比抵抗法二次元探査を適用する場合の注意点を教えて下さい。
測定に悪影響をおよぼす電気的ノイズや構造物の密集する市街地の適用は避ける必要があります。
海岸近くでは、海水の存在が探査結果の解釈の障害になることがあります。 探査可能深度は300m程度ですが探査深度が深くなるほど分解能は低下します。
4.電磁波探査(地中レーダー)を適用する場合の注意点を教えて下さい。
電磁波の周波数により変化しますが、一般的に用いられる装置では、探査深度は2~3m程度が限界です。
含水比の大きい粘性土地盤や高間隙性の地盤および塩水の影響がある場合は、電磁波の減衰が大きくなり、測定範囲が限定されます。

各種解析

最新バージョンの解析ソフトを使用し、各規準に適合した解析結果を提供します。
数値解析、地すべり解析、圧密沈下解析、液状化解析、斜面安定解析、地震応答解析など各種解析に対応します。

  • 圧密沈下解析

  • CIMモデル作成

  • 円弧すべり解析

  • 地震応答解析

FAQ

各種分析についてのよくあるご質問

1.設計や解析に必要な地盤定数を設定したい。
地盤定数は原位置試験やサンプリング試料を用いた室内土質試験を実施してその結果から設定することが適切ですが、N値をパラメータとした推定式から、あるいは土質と締まり・硬さで提案される一般値から推定することも可能です。お客様のご要望に応じて、必要な調査・試験をご提案・実施して、地盤定数を設定します。
2.地震による液状化の危険性を調べたい。
液状化の検討は概略検討と詳細検討に区分されます。概略検討は粒度とN値から予測・推定できますが、詳細検討はサンプリング試料による繰り返し三軸試験から予測・推定します。また建築・土木・港湾など目的によって適用指針が異なります。業務目的に応じた効果的で最適な調査をご提案・実施して、各規準に適合した液状化判定結果をご提供します。
3.圧密沈下の検討に必要な調査・試験を教えて下さい。
圧密沈下の検討にはボーリングデータのほか、シンウォールサンプリングあるいはデニソンサンプリングで採取した試料で湿潤密度試験と圧密試験を実施する必要があります。 これらの試験結果を用いて、圧密沈下量や沈下時間を検討します。
4.斜面崩壊や地すべりの原因や危険性を知りたい。
机上調査と地表地質踏査を行って規模や素因・誘因などを把握した上で、解析に必要な地盤情報や活動性を把握するための効果的で最適な調査をご提案します。
5.斜面安定解析に必要な調査・試験を教えて下さい。
斜面安定解析にはボーリングデータから作成した地質断面図と、区分した地層毎の地盤定数(単位体積重量:γ【ガンマ】、粘着力:c、せん断抵抗角:Φ)が必要です。地盤定数はサンプリング試料で湿潤密度試験と三軸圧縮試験を実施して求めます。 これらの試験結果を用いて、すべり破壊に対する安全率を満足するかどうかを検討します。
6.解析にかかる費用や日程はどれくらいですか
解析の種類や数によって異なります。 解析に必要な調査・試験のご提案とともに費用や日程を提示させて頂きます。

実績

年度カテゴリー発注者業務名施工場所
2022河川国土交通省中部地方整備局
豊橋河川国道事務所
令和3年度 豊橋河川地質調査業務愛知県
建築独立行政法人都市再生機構
東日本賃貸住宅本部
R04多摩エリア2に係る土質調査業務東京都
港湾三重県津農林水産事務所白塚漁港県営漁港施設機能強化事業地質調査業務委託三重県
砂防岐阜県大垣土木事務所防災・安全交付金(通常砂防事業)今須川西の谷南地質調査委託岐阜県
ため池志摩市志摩2期地区ため池地質調査業務三重県
2021道路国土交通省中部地方整備局
三重河川国道事務所
令和3年度 23号中勢道路地質調査三重県
道路国土交通省中部地方整備局
紀勢国道事務所
令和3年度 紀勢国道管内地質調査業務三重県
道路東日本高速道路(株)関東支社
千葉工事事務所
首都圏中央連絡自動車道多古・横芝光地区構造物基礎調査千葉県
港湾愛知県西三河建設事務所海岸高潮対策工事の内地質調査業務委託愛知県
砂防多賀町令和3年度(建委)第2号 萱原地区急傾斜地崩壊対策土質調査業務委託滋賀県
上下水道岐阜県東部広域水道事務所大容量送水管整備事業 東濃第6幹線地質調査業務委託岐阜県
2020道路三重県志摩建設事務所主要地方道鳥羽磯部線(松尾)道路改良(地質調査)業務委託三重県
上下水道四日市市汚水6号幹線遮集管地質調査業務委託三重県
建築都市再生機構東日本賃貸住宅本部諏訪団地建設工事に係る土質調査業務東京都
建築愛知県警察本部半田警察署地質調査愛知県
ため池奈良市ため池耐震性調査(地質調査)業務委託奈良県
2019道路国土交通省中部地方整備局
紀勢国道事務所
紀勢国道地質調査業務三重県
ダム国土交通省中部地方整備局
設楽ダム工事事務所
設楽ダム田口添沢地区地質調査業務愛知県
海上名古屋港管理組合大江川地区土質調査その2愛知県
トンネル国土交通省中部地方整備局
高山国道事務所
高山国道高山南地区地質調査業務岐阜県
道路東日本高速道路㈱関東支社
那須管理事務所
東北自動車道那須管内土質調査栃木県
2018ダム国土交通省中部地方整備局
設楽ダム工事事務所
設楽ダム松戸大名倉北地区地質調査業務愛知県
災害三重県津建設事務所主要地方道久居美杉線 道路災害三重県
災害三重県伊勢建設事務所一般国道260号(下津浦)災害防除(変位観測)業務委託三重県
道路東日本高速道路㈱関東支社
加須管理事務所
首都圏中央連絡自動車道境古河IC土質調査茨城県
建築近畿中部防衛局東海防衛支局岐阜試験場(30)評価施設新設土質調査岐阜県