日 時:2023年7月6日
場 所:本社倉庫および北館3F会議室
当社ジオアドバイザーである原口強先生(東北大学特任教授)のご指導により、「可搬型ボーリングコアX線画像撮影システム」を利用したボーリングコア観察の新しい取り組みを行いました。
午前中の3時間程度で120箱以上のボーリングコアX線画像を撮影し、午後は撮影したX線画像の加工編集方法と、従来のコア写真との対比によるコア観察について学びました。
低コスト・省力化が図れる新たなボーリングコア観察技術です。
コア箱の蓋をしたまま30秒/1箱程度でスピードスキャンできます。
リアルタイムで高解像度の画像が確認できます。
X線照射レベルを変えて繰り返し撮影することも容易です。
X線画像により未固結土層の堆積構造やコア内部に混入する礫形状、岩盤亀裂の開口状況などを鮮明に把握することができました。